複数冊購入した増刊号もある。初めて買った1980年代以後およそ40年…歴史ある専門誌『ボクシング・マガジン』の休刊を、今さらながら残念に思う。
下里 淳一
Junichi Shimozato
初めて購入したのは1981年、《大熊正二vsアントニオ・アベラル》戦の掲載号だった。
「アンラッキー・ブルース」という連載があった。
『遥かなるデュラン』という増刊号が出たときは、複数冊を買い込んだ。
値打ちが出て、高値になると踏んだから。たいしたことはなかったけど…
《井上尚弥vsノニト・ドネア2》や今後のことなど、モンスターによる「すべてを語る」ロングインタビューが、最終号の巻頭を飾った。
情報とか知識とかもいいけど、感情とか情緒とかに目がいったり足が止まったりするんだよなあ。『ボクシング・マガジン』休刊とは関係ないけど。
老舗雑誌の店じまいで、ボクシングがまた微妙に変わっていく気がしている。
2022.07.25
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