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ボクシング・マガジン休刊

複数冊購入した増刊号もある。初めて買った1980年代以後およそ40年…歴史ある専門誌『ボクシング・マガジン』の休刊を、今さらながら残念に思う。

下里 淳一

Junichi Shimozato



Boxing Magazine, Aug. 2022

 初めて購入したのは1981年、《大熊正二vsアントニオ・アベラル》戦の掲載号だった。


「アンラッキー・ブルース」という連載があった。


『遥かなるデュラン』という増刊号が出たときは、複数冊を買い込んだ。


 値打ちが出て、高値になると踏んだから。たいしたことはなかったけど…


《井上尚弥vsノニト・ドネア2》や今後のことなど、モンスターによる「すべてを語る」ロングインタビューが、最終号の巻頭を飾った。



 情報とか知識とかもいいけど、感情とか情緒とかに目がいったり足が止まったりするんだよなあ。『ボクシング・マガジン』休刊とは関係ないけど。


 老舗雑誌の店じまいで、ボクシングがまた微妙に変わっていく気がしている。

2022.07.25


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