2週つづけてラスベガスで日本人ボクサーがメインイベントに出場。その間に"SHOTIME"も満喫…と妄想した通りに、もしも渡航できていたら今ごろはニューヨークで――
井上 博雅
Hiromasa Inoue
サンフランシスコ、アナハイム、ラスベガス、アナハイム(orサンディエゴ)、そしてまたラスベガス、さらにニューヨーク…
予想と期待をした通りマイケル・ダスマリナスを寄せ付けず、圧巻のボディブローで3回KO勝利を飾った《モンスター》井上尚弥と、完敗ではあったが《ハイテク》ワシル・ロマチェンコと拳を交えた中谷正義。
2週つづけてラスベガス興行のメインに日本人ボクサーが登場する、あらためて感慨深いものを覚えるファイトウィークだった。
そしてそして、SHOHEI OHTANI。
以前妄想したような、こんなファンタジーなツアーが敢行できていたら、今ごろはニューヨークで"SHOTIME"を堪能できていたか…
アメリカンリーグ、いやメジャー全体でもトップに立つホームラン数を誇る大谷翔平は、「The House That Ruth Built(ベーブ・ルースの建てた家)」ヤンキースタジアムへ遠征中。
4連戦の2試合で3発を放ち、3試合目となるあした30日(日本時間7月1日)には先発マウンドを踏み、打席にも立つ《リアル二刀流》で登場予定だ。
井上尚弥と、1学年下で今季のオールスターファン投票当選確実状態の大谷翔平。この超優良アスリートと同じ時代を生きて彼らのプレーぶりを見られる幸せと、現状ライブ観戦がかなわないもどかしさ。後者が早くクリアされることを願うばかり。
2021.06.30
Photo : H.Inoue
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