高山勝成×小西伶弥!

最終更新: 3月31日

さる11月23日、兵庫県の三田市総合文化センターでライトフライ級6回戦「高山勝成vs.小西伶弥」戦が行われる予定、だった――

マック田口

Makoto "Mac" Taguchi


 暗転した会場に高山勝成の入場曲「Danger Zone」が流れ、ゴールドを基調としたガウンに黒のトランクスを着用した高山がリングに登場した。ただいつもと違うのは、手にはグローブではなくマイクを握っていたことだった。


「今日、4年3カ月ぶりのプロ復帰戦を楽しみにしていました。ですが、誰にでも起こってしまうコロナの影響で試合が行われなくなりました。とても残念ですが、次へ突き進みます。リングの上が自分の生きる場所。引き続き精進します。試合ができないのは残念ですが、プラスに捉えて2試合分のエネルギーを次の試合につぎ込みます」


一人リングに上がり、コメントする高山

 こう語った元世界4団体制覇王者の高山勝成(寝屋川石田)と、元日本ミニマム級王者で現在IBF8位、WBC12位で2度の世界挑戦経験もある小西伶弥(サンライズ)の対戦は関西屈指の好カード、だったのだが―――


 当初、高山のプロ復帰戦は5月10日に予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、今回が再スタートとなるはずだった。しかし1週間前は陰性ながら、前日のPCR検査で小西が陽性であると判明したため、試合当日になって中止が発表された。

※高山×小西戦以外は予定通り行われ、その後のPCR検査では小西も陰性と判定された。


 高山は「11月23日は勝って次のステージに行きます」と私にもコメントを送ってくれていただけに、誰のせいでもないこととはいえ延期、中止を余儀なくされた高山の心中は察するに余りある。両者は前所属ジムで先輩後輩の間柄でもあり、ドラマ性もあるサバイバルマッチだっただけに、改めてコロナ禍が恨めしく思えて仕方ない…


 と、まとめようとしていたところへ――


 12月27日、この一戦は会場を大阪・枚方市総合体育館に変更して仕切り直しされることが決定したとの知らせが! よかった。



 ウイルス感染者増のニュースを聞く毎日。この苦境を、私も含めボクシング業界に携わる全ての方々みんなで一致団結し、乗り越えれば、ボクシングの未来も必ず明るいものになると信じてやまない。

2020.11.26

Photo : M. Taguchi


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